そのダイエットは、ちゃんと自分軸で始めていますか?
他人軸で始めたダイエットは成功しづらいです。
ましてや時間がないワーママ世代はなおのこと。
どこにゴールを設定するかで、ダイエットの成功率は変わります。
ダイエットとは体重を落とすことがゴールではなく、健康な自分を作ることが目的なのです。
目的が明確なら、無理に自分を追い込んだり、自己肯定感が下がったり、ダイエットが続かなくなるようなことは起こりません。
今回はわたしが陥ったダイエットの罠と、そこから抜け出すまでをお話します。
痩せれば解決だと思っていた頃の私
3人目を出産後、全然体重が戻りませんでした。
長子のとき(3人目と6歳離れています)は、授乳しているだけで簡単に痩せて、何なら妊娠前よりスリムになれました。
それが何ヶ月経っても減らないのです。
6年という歳月は、容赦なく代謝を下げてくれていました・・。
当時運動習慣もなく、ただただ「やばい」で頭がいっぱいでした。
その上、飽きっぽいので継続することが大の苦手!
ついつい言い訳しちゃう。
夫にも「太った」と言われるし、「痩せないとカッコ悪い!」の一心で、とにかく体重を減らすことを考えていました。
とりあえず、食事を減らそう、何か簡単な運動だけでもしないと!と、ただストレスを溜めて、タダでさえ赤ちゃんの世話で忙しいのに、減らない→焦るの負のループにハマっていました。
うまくいかなかった理由
今になって思えば、
①他人の評価でダイエットをしようとしていた
②目標が曖昧だった
だからうまく行かなかったんだなと思います。
「子どもが3人もいるのにすごい!」「痩せてる方がかっこいいに決まってる!」
それって、自分の目標と合ってるのかなと考えたときに、他人の評価ばっかりじゃん!と気づきました。すっかり自分が抜け落ちてしまっていたのです。
さらに、体重を3キロ落とすぞと決めても、そのキロ数に何の根拠もないのでモチベーションが湧きませんでした。
「なんとなく、できそうだから3キロ」ではなかなかやる気が起きません。
そのうちにできない自分にがっかりするし、自己肯定感は下がるし、いいことはありませんでした。
「健康づくり」という考え方に切り替えた
そんな中でよーく自分と向き合って、自分が痩せたい理由ってなんだろうと考えたときに
「健康になりたい!疲れない元気な自分でいたい!自信をもちたい!」
の3つだということに気づきました。
だって、わたしが疲れていたら、仕事も頑張れない、イライラしてるママ・・・そんな自分に自信なんて持てないですよね。
これって人の評価ではなく、どこまでも自分の願望です。
自分の願望さえ明確になれば、あとはマイペースに進むだけ。
わたしは目標体重も設定しませんでした。
世の中には、わたしたちと同じような環境でも、バリバリダイエットできちゃう方もいます。
どうしても自分と比較してしまうのでインスタなどダイエット系のSNSは一切見ず、自分のペースを守りました。
大丈夫、どちらかというとそんなスーパーウーマンの方が珍しいです。
わたしは自分のできることに集中して、1日1本YouTubeの運動系チャンネルで10分、余裕のある日は40分の運動をしました。
できることをできるだけマイペースで続けるうちに、体型も変わり自分に自信が持てるようになります。
きついものじゃなくて大丈夫。ただ踊るだけでもOK!
楽しいのが一番です。

今の私が大切にしていること
どんなに頑張っても5年前より年を重ねて体型も変わっています。ましてや妊娠出産を経て大きく変化するのは当然のこと。
それって、悲しいことばかりではないと思うんです。
5年前より確実に体型は崩れたけれど、知恵も付いています。
成長した自分だからこそ、人の評価ではなく健康づくりという本質的な目的に気付くことだってできます。
「このダイエットは誰のため?」
これをいつでも自分に問いかけてみてください。そこに自分がいなかったら黄色信号。
よく考え直してみましょう。
まずは10分の運動習慣のある健康的な人を目指す。
その習慣が健康と自己肯定感を育ててくれます。
ではまた!

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