「中途半端」は挑戦した数が多い証拠。三日坊主の自分を責めてしまうあなたへ贈る、心の処方箋

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以前、「三日坊主でも大丈夫!」というお話をしました。 でも、頭では「いいんだ」と分かっていても、心がどうしてもザワザワしてしまうこと、ありませんか?

3日しか続かなかったヨガマットを部屋の隅に見つけるたび、

「やっぱりわたしって、何をやっても中途半端だな」

「仕事も育児も中途半端なのに、自分磨きすら満足にできないなんて……」

そんな風に、自分にガッカリしてしまう。その「ガッカリ」こそが、実は運動そのものよりもわたしたちを疲れさせている正体なんです。

今日は、わたしたちがなぜ「続かないこと」をこれほどまでに辛く感じてしまうのか、その心の裏側を一緒に紐解いていきましょう。

なぜ「続かない」がこんなに辛いのか

「よし、明日から10分だけ歩こう」 そう決めた時の自分は、少しだけキラキラしていて、理想に近づいた気がします。 でも、それが3日で止まってしまったとき。目の前に現れるのは、運動不足の体ではなく「また約束を守れなかった自分」という姿です。

三日坊主を「運動の失敗」と捉えるなら、また明日から始めればいいだけ。 でも、わたしたちは無意識にそれを「自分の価値が下がった証拠」のように受け取ってしまいます。

「やっぱりわたしは、何をやっても続かない人間なんだ」

「仕事も育児も中途半端。せめてこれくらいは、と思ったのに」

そんな風に、自分にガッカリしてしまう。その「ガッカリ」の積み重ねが、運動そのものよりもわたしたちを疲れさせている正体なんです。

「時間がない」だけじゃない。自己否定が痛い

「今日は子供の寝かしつけで一緒に寝落ちしちゃった」

「急な残業で、帰ったらもうクタクタ……」

わたしたちが運動を続けられない時、そこには必ずといっていいほど「正当な理由」があります。子供を育て、仕事も持っていれば、物理的に無理な日が回ってくるのは、もはや計算通りの「必然」です。

でも、本当に苦しいのは「時間がなかったこと」そのものではありません。 できなかった日の自分に、無意識につけてしまう「0点」という採点なんです。

「また、自分との約束を破ってしまった」

「やっぱりわたしは、この程度の意志の強さなんだ」

仕事のタスクは必死に100点を目指して完遂するのに、自分のための運動が止まると、途端に自分を「失格者」のように扱ってしまう。 この「自己否定の痛み」こそが、三日坊主をこれほどまでに辛いものにしている正体ではないでしょうか。

仕事・家事・育児で、自己肯定感は減りやすい

金融機関という数字の世界で働きながら、3人の子供を育てるわたしの毎日は、正直に言って「終わらないタスク」の連続です。 仕事は次から次へと舞い込み、家事はエンドレス。育児にいたっては、寝かしつけまで「これで正解!」というゴールすら見えません。

どれも完璧には終わらず、常にどこかが「やりかけ」の状態。 ただでさえ「わたし、ちゃんとできてるかな?」と自己肯定感が削られやすい毎日のなかに、さらに運動の「続かなかった」が重なると……。

「あぁ、わたしって結局、何をやっても中途半端なんだな……」

そんな風に、ネガティブな気持ちが全方向に飛び火してしまうんです。

でもね、これ、はっきり言って「気のせい」です!

「中途半端」は、挑戦した数が多い証拠

「わたしって何でも中途半端」と自分を責めてしまうのは、あなたがそれだけ「今の自分より良くなりたい」と、何度も自分を変えようとした証です。 本当に諦めている人は、中途半端にすらなれません。

部屋に転がる「3日坊主の残骸」は、あなたが自分を見捨てずに何度も手を伸ばした、勇気ある「挑戦の足跡」なんです。

だから、自分への査定を「減点方式」から「加点方式」に変えてみませんか?

  • 仕事と育児を回しながら、運動しようと思った。+50点!
  • 3日だけでも、自分の体を労わった。+100点!
  • 止まったけど、また「やろうかな」とこの記事を読んでいる。+500点!

わたしたち母親は、毎日を生き抜いているだけで、すでにフルマラソンを完走しているようなもの。 運動習慣なんて、その上の「ボーナスステージ」です。

「中途半端になれるほど挑戦しているわたし、最高じゃない?」 それくらいの図太さと気楽さを持って、何度でも「1日目」を楽しみましょう。

「続ける」前に「何度でも始める」でいい

いかがでしたか? 「三日坊主」が辛いのは、あなたが自分の可能性を信じていて、誰よりも自分に誠実でありたいと願っているから。その痛みこそ、あなたが「もっと良くなりたい」と願う、美しい心の証です。

でも、今日からはその誠実さを、自分を責めるためではなく、「何度でも始めるため」に使ってみませんか?

わたしたちが目指すのは、一分一秒も狂わない精密時計のような「完璧な継続」ではありません。 3日やって止まっても、4日目に「あ、またやろうかな」と顔を上げる。 1週間空いてしまっても、8日目に「よし、スクワット1回!」と再起動する。

「続ける」の前に、「何度でも始める」があっていい。

むしろ、止まるたびに「まあ、いっか!また明日から」と笑って再開できる力こそが、忙しい毎日を生き抜くわたしたちにとって、最強のスキルだと思うんです。

部屋の隅のヨガマットも、数ページで止まった家計簿も、全部あなたの「挑戦の足跡」。 中途半端をいっぱい抱えて、それでも「次は何を始めようかな?」とワクワクしている。 そんな、しなやかで、たくましいお母さんで一緒にいられたら嬉しいです。

さあ、明日は何を「始めて」みますか? 何度でも、1日目から。

わたしと一緒に、また歩き出しましょう!


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